反戦・反貧困・反差別共同行動の世話人
この数年すい臓がんを患い闘病中だった小林圭二さんが死去しました。残念です。 僕にとっては、1959年同期入学、60年安保闘争を共にして以来の友人でした。また、我々の反戦・反貧困・反差別共同行動の設立以来の世話人でもありました。 京都大学「熊取6人衆」の一人として反原発運動に貢献し、3・11以降も大活躍でした。原発事故の直後、急きょ彼に依頼して「きずな」事務所で講演会を開き、狭い部屋に100人が地べたに座って聞いたことを思い出します。また、12年の大飯原発再稼働には何度も一緒に足を運びました。 彼は我々(私)と違って「誠実」を人格化した人でした。反原発運動に実績のなかった反戦共同がそれなりの役割を果たせたのも、彼が世話人として助言してくれたからでした。 僕個人も、「小林の友人」ということでどれほど助けられたか。合掌。